試合で子どもがミスをして落ち込んでいるとき。あなたは何と声をかけますか。「次があるよ!」と前を向かせる言葉が効く子もいれば、その一言が逆効果で、まずは悔しい気持ちを受け止めてほしい子もいます。
声かけに、たった一つの正解はありません。 同じ言葉が、ある子には力になり、ある子には届かない。だからこそ、「わが子はどんなタイプか」を知っておくと、親の“声かけの引き出し”が増えます。
この連載「親子のタイプと関わり方」は、NineLink(ナインリンク)と全国ジュニアサッカーHUBの共同企画。子どもの性格タイプと、声かけ・メンタルを一緒に考えていきます。
先にお願い(大切なこと):この記事で紹介する“タイプ診断”は、エンタメ(遊び)です。科学的にお子さんの性格や能力を決めるものではなく、ポジション・育成・進路を決める材料ではありません。「子どもを多面的に見るきっかけ」「親子の会話の入り口」として、肩の力を抜いて読んでください。
なぜ「同じ声かけ」が全員に効かないのか
当たり前のようでいて、見落としがちな事実があります。子どもは一人ひとり違うということです。
- 失敗したとき、すぐ切り替えたい子と、いったん落ち込みを認めてほしい子。
- 挑戦する前に、背中を押してほしい子と、自分のペースを尊重してほしい子。
- 褒められると伸びる子と、具体的に何が良かったかを言われないと響かない子。
同じ「頑張れ」でも、受け取り方はまるで違います。親の声かけがうまくいかないのは、愛情が足りないからではなく、その子に合った“伝え方”になっていないだけ、ということが少なくありません。
「タイプ」で考える効用 ― 決めつけではなく“仮説”
ここで役立つのが、「この子はこういう傾向があるかもしれない」という仮説を持つことです。大切なのは、決めつけではなく仮説だということ。「うちの子はこういうタイプだから」と固定してしまうと、子どもの変化や可能性を見逃します。
あくまで「もしかしてこういう傾向?」というゆるい当たりをつけておくと、
- かける言葉の引き出しが増える
- うまくいかないときに「別の伝え方を試そう」と切り替えられる
- 兄弟や他の子と比べて「違っていて当たり前」と受け止めやすくなる
という効果があります。タイプ分けは、子どもを“箱に入れる”ためではなく、関わり方の選択肢を広げるために使うのがコツです。
遊びの切り口として ― 生年月日でわかる“9つのタイプ”
その“切り口”のひとつとして気軽に使えるのが、NineLinkの9タイプ(九星気学)の診断です。生年月日から9つのタイプに分かれ、それぞれに親しみやすいキャラクターが設定されています。くり返しますが、これは科学ではなくエンタメ。「当たってる/当たってない」も含めて楽しむものです。
- 無料でタイプを調べる(登録不要) … まずは親子の生年月日で試してみましょう。
- キャラクター例:三碧木星「リーフ」 など、9タイプそれぞれに個性の解説があります。
いちばん良い使い方 ― “子どもと一緒に”見る
おすすめは、診断結果を親が一人で見て判断するのではなく、子どもと一緒に笑いながら見ることです。
- 「あなたはこのタイプだって。当たってる?」と本人に聞く。
- 「お母さんはこっちのタイプみたい。だからぶつかるのかもね」と違いをネタにする。
- 兄弟それぞれのタイプを見て、「みんな違うね」を家族で確認する。
こうして会話にすると、子どもは自分を客観的に見る練習になり、親はその子の受け取り方に気づけます。食卓や送迎の車内の、ちょっとした話題にちょうどいいテーマです。
もう一度 ― 本物は“目の前のその子”
性格タイプは、可能性を広げるための遊びであって、長所や短所を固定するものではありません。「このタイプだからサッカーのこのポジション」などと結びつけるのは禁物です。診断で親子の会話が広がったら、また目の前で頑張っている本物のわが子を、まっすぐ応援してあげてください。
もっと読む(NineLinkで)
- 読み物コラム(自己理解・家族関係など):NineLink の記事
- まんが:コミック
連載「親子のタイプと関わり方」この先の予定
- 第2回:叱り方・褒め方をタイプで変える
- 第3回:兄弟げんか・親子のすれ違いとの向き合い方
- 第4回:試合前の緊張との付き合い方(メンタル)
次に読む
- 保護者のお悩み相談室 → 相談室
- 子どもとの関わり・コラム → コラム一覧
- タイプを調べてみる → NineLink(ninelink.jp)
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