全国ジュニアサッカーHUB
進路・セレクション

Tリーグに昇格するには? ブロックリーグから1部までの上がり方

公開 2026年8月16日 全国ジュニアサッカーHUB編集部

Tリーグに昇格するには? ブロックリーグから1部までの上がり方
目次
  1. 1.Tリーグのピラミッド(下から上へ)
  2. 2.① ブロックリーグ → 3部昇格リーグ
  3. 3.② 3部昇格リーグ → 3部
  4. 4.③ 3部 → 2部
  5. 5.④ 2部 → 1部
  6. 6.昇格ラインを一枚で
  7. 7.上がるほど狭くなる、という現実
  8. 8.次に読む

東京都U-12サッカーリーグ(Tリーグ)は、いちばん下のブロックリーグから最上位の1部まで、昇格の階段でつながっています。「うちの子のチームは、どうやって上のカテゴリーに上がっていくのか」——この記事では、2026年度の実施要項に書かれた昇降格ルールをもとに、下から上への上がり方を順を追って整理します。

Tリーグの昇格の流れ:ブロックリーグから1部まで

Tリーグのピラミッド(下から上へ)

東京都の小学生年代(4種)は、大きく次の階段になっています。

  1. ブロックリーグ(1〜15ブロック。各地区の少年サッカー連盟が運営)
  2. 3部昇格リーグ(ブロックの上位が集まる、3部への入口)
  3. 3部(T3)
  4. 2部(T2)
  5. 1部(T1)

2026年度は、1部が10チーム、2部がA・B・Cの3グループ(各10=30チーム)、3部がA・Bの2グループ(各10=20チーム)。各グループとも10チームの2回戦総当りです。ここから、1段ずつどう上がるかを見ていきます。

① ブロックリーグ → 3部昇格リーグ

最初の関門は、所属ブロックのリーグで総合1位になることです。要項「12. 3部昇格リーグ戦へのブロックチームの推薦規定」には、こうあります。

(1)1〜15ブロックの前・後期リーグ戦総合1位の推薦チームと別枠推薦1チームの計 16 チームが出場。

  • 1〜15ブロックの前後期総合1位=15チーム
  • 別枠推薦1チーム(要項では、その年度のJA東京カップ中央大会優勝チームが所属するブロックの枠)=1チーム
  • 合わせて16チームが3部昇格リーグに進みます。

つまり、まずは自分のブロックで年間を通して1位になることが、上の階段に足をかける条件です。

② 3部昇格リーグ → 3部

集まった16チームは、抽選で4つのグループに分かれてリーグ戦を行います。

(2)上記(1)の 16 チームを抽選にて 4 グループに分け、リーグ戦形式で昇格 4 チームを決定。

各グループの1位(計4チーム)が、翌年度の3部に昇格します。要項では、この3部昇格リーグは例年2月に開催(2026年度は2027年2月20日・21日が予定)です。

なお要項には、対象学年はその年のU-11で、出場できる選手にも条件がある旨が定められています(JA東京カップの各ブロック予選に初期登録された選手などが対象)。細かな出場資格は年度の要項で確認してください。

③ 3部 → 2部

3部(A・B)まで上がったら、次は2部への昇格です。要項「11. 2026年度自動昇降格」には、次のように書かれています。

  • 3部A・Bの各1位(計2チーム)が、2部の下位チームと入れ替わって2部へ自動昇格
  • 一方で、3部2位〜8位は3部残留、9・10位はブロックリーグへ降格

つまり3部では、グループ1位が2部への切符、下位2チームはブロックへ逆戻り、という設計です。

④ 2部 → 1部

最後の関門が、2部から最上位・1部への昇格です。

  • 2部A・B・Cの各1位(計3チーム)が、1部の下位チームと入れ替わって1部へ自動昇格
  • 2部2位〜6位は2部残留、7位〜10位は3部への降格ライン(3部1位との自動昇降格を含む入替)。

1部側では、1位〜7位が残留、8・9・10位が2部へ降格します。3つのグループそれぞれの1位だけが1部へ上がれるので、2部から1部は最も狭き門です。

昇格ラインを一枚で

現在のカテゴリー 上がるための順位 上がった先
ブロックリーグ 前後期の総合1位 3部昇格リーグ(16チームの1つに)
3部昇格リーグ 4組の各組1位 翌年度の3部
3部(A・B) 各グループ1位 2部
2部(A・B・C) 各グループ1位 1部

※順位決定は勝点(勝3・分1・敗0)→得失点差→総得点→当該チーム同士の対戦成績→抽選、の順(要項「10.」)。細部は各年度の要項でご確認ください。

上がるほど狭くなる、という現実

下の段は「ブロックで1位」でも道が開けますが、上に行くほど昇格枠は絞られます。3部・2部はグループ1位のみが自動昇格。特に2部から1部は各グループ1位の3枠だけです。逆に、下位に沈むと1段下へ降格・ブロック降格もあるため、上がる計画と同時に「残留ライン」を把握しておくことも大切です。

なお、2027年度は2部・3部のグループ数そのものが組み替わる再編が要項に示されています(2部→2グループ/3部→3グループ)。昇格の枠の見え方も変わるため、あわせて確認しておくと安心です。

次に読む

※本記事の昇降格ルールは2026年度の実施要項(令和8年3月11日発行)に基づく記載です。出場資格やグループ分けの細部、年度ごとの変更点は、必ず各年度の公式要項でご確認ください。

参考(出典)

※本記事は上記の公式・一般情報をもとに編集部がまとめたものです。用具の最新仕様・価格・在庫は各メーカー公式をご確認ください。

連載シリーズ

サッカーの悩み、ひとりで抱えていませんか?

保護者のお悩み相談室|移籍・費用・出場機会・やる気… 編集部が一緒に考えます。

関連する大会・情報

LINE公式アカウントを友だち追加 すると、フォロー中の年代・地域の大会更新を毎週まとめて受け取れます。

関連記事

進路・セレクション

「中学の先」にある高校サッカー選手権とは?いま関東で進む第105回・県予選の追い方【ジュニアユース進路】

ジュニアユース(中学年代)の数年後にある大舞台が、冬の「全国高校サッカー選手権」です。第105回の県予選がいま関東各地で進行中。選手権の全体像(各県1代表・東京のみA/B2代表)、県ごとに違う予選の段階、日程・組み合わせの追い方を、進路の視点で保護者・選手向けにやさしく整理します。

進路・セレクション

ジュニアユースのセレクションで「受かる子」の特徴とは?当日に見られているポイント

ジュニアユースのセレクションで受かる子には共通点があります。上手さ(技術)だけでなく、球際・切り替え・声・運動量・理解力・メンタルなど、当日にコーチが見ているポイントを整理。落ちても選択肢は広いという前提で、当日の準備と保護者のサポートまで保護者向けにまとめます。

進路・セレクション

少年サッカーの移籍 ― 親と子の気持ち、メリット・デメリット、後悔しない考え方

少年サッカーの移籍を、選手本人と保護者の心情に寄り添って深掘り。なぜ移籍を考えるのか、メリットとデメリット、少年団とクラブの事情、JFAの登録・移籍の仕組みまで中立に整理。移籍も、残る選択も、どちらも尊重するための考え方をまとめます。

進路・セレクション

東京U-15 Tリーグとは?高円宮杯 U-15 東京の仕組みと、ジュニアユース選びへの活かし方

東京には小学生の「U-12 Tリーグ」とは別に、中学生年代の「U-15 Tリーグ(高円宮杯 JFA U-15 サッカーリーグ 東京)」があります。T1〜T4の階層構造・昇降格・全国大会とのつながりを公式情報で整理し、ジュニアユースのクラブ選び・セレクションにどう活かすかを保護者向けにまとめます。

コラム一覧へ戻る